2006年 11月 18日
遅くなりましたが、からほりまちアート(作品はたくさんみたのだけど)をいい機会として、 ぶらぶらと小刻みに空堀の路地を練り歩き。 作品でもなんでもない場所なのだけど、ビビッドな鳥居のある風景がいいなと。 こういう路地や長屋がびっしりと、表通りからはわからないけれど、あります。 谷町筋よりも東のエリアで。 にぎわい堂さんが入り口にある路地。奥は行き止まりになっていて、長屋などが数軒連なっている。 路地園芸もきれいにレイアウトされているなと。井戸もふたされてその上に。 ロジルームさんがあるところの路地。からほり商店街が上町台地のへりにあたって、坂になっていますが、ここは商店街から横に抜けたところで、大きな段差がうまれていて、その広場はちょっとした井戸端(井戸があった)場となってます。そこの町内の人たちの共有の小さな広場になっていて、みなで掃除などもしてはります。 友達を待っていると、パーマ屋を営むおばさまがおもむろに家からホースを出してきて、自分が育ててはる道端においている植木鉢だけでなくて、元井戸の上の、いろんな花が咲いている植物にも水をやってはりました。(この植物はすぐそばのおばさまが季節ごとにいろんなものを育ててはるらしい) 長いホースが届くところまで、自分の鉢でなくても一緒に水をやってはる。きれいな植物で楽しませてくれるお礼。ちょっと「お互い様」な感じで、いいなあと。 続いて、今回からまちアートエリアが広がったので参加された、より南に下った中寺町(お寺が道の両側に連なる通り)にある「法性寺」さんにて。仲良くさせてもらっている、住之江のデイセンター「くじら」さんたちのラジコンアートが展開されてた。ラジコンに筆をつけて、こどもたちに操作してもらって線を描く、偶然のアート。額にいれたらよりかっこよくなる。 その横では、この地の地神である龍様の祠があり、その手前に四畳半の礼拝するための建物が設けられていて、そこでもある作家さんが作品を展示。 受け入れ側である寺の方ともお話していて、とっても、この境内がいろんな人が訪れる場になっていたのを喜んではりました。 このお寺さん、桜の時期に前をたまたま通ったとき、あまりの桜の豪華さ(夜のライトアップは幽玄な雰囲気)に、門が空いていたのでひとときの心洗われる花見をさせていただいたのを覚えていたのでお話すると、とても饒舌に、「ほとんど知られていないけど、これがこの寺の大きな魅力なので、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたい」とも。 そんなに積極的に人にきてもらうほどではないけれど、来てもらったらうれしい。 まちアートをきっかけにしてまたまちの輪がひろがっている。それこそまちアートの醍醐味かも。と感じたのでした。
by soraniwa99
| 2006-11-18 14:26
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「谷町の屋上から。」ブログがミドリミドリしている(本業のブログ)ので、こちらは、都会で里山をテーマに、いろんな人があちらこちらで楽しく行き交える、そんなための一草として。 by soraniwa99 メモ帳
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